2次元超音波風向風速計

SA-10
  • SA-10

微風(0m/s)から強風域(90m/s)までハイレスポンスでリニアリティの高い測定が可能です。

環境・防災分野の自動気象観測に
低層気象及び局地気象観測に
大気拡散観測に、風況観測に
交通機関の安全管理に

風向及び風速の測定は、3つの超音波センサーから3つの軸風速を測定し、最適な2軸を選んで風向及び風速を演算することで、より信頼性の高い測定データを得ることができます。
そのため、一般気象観測はもちろん局地的な強風災害観測、ビル風の観測など幅広い観測が可能です。

SA-11およびSA-11Hは、風速90m/s まで測定可能です。超音波風向風速計のこれまでの特徴を生かしつつ、小型かつ軽量化を実現しました。

SA-21は低消費電力(デジタル出力時約0.8W)モデルです。

SA-11Hはヒーターを内蔵しており、雪による欠測を大幅に低減する事ができます。※
この他に、風速計への電源供給および、風速計から出力される信号を、電流、電圧信号などに変換を行うSA-PJBA(H)もオプションにて用意しています。
※SA-21にヒータ仕様はございません。寒冷地ではSA-11Hをお勧めいたします。

ラインナップ
製品仕様
■強風仕様 SA-11

微風から90m/sまでの強風を1台で計測できる、ハイスペックな風向風速計です。ヒータ内蔵型もございますので、多雪地・寒冷地での計測にも対応しています。

測定方式 時分割送受切替型超音波パルス方式
演算方法 超音波伝播時間逆数差演算方式
測定項目 成分風速、風向・風速
測定レンジ 風速:0~90m/s
測定繰返し 10回/秒, 4/秒(変更可能)
出力信号 RS-422
電源 DC 9~36V

 

■低消費電力仕様 SA-21

1W以下に徹底的に拘ったセンサですが、機能・性能もグローバルスタンダードを意識した仕様です。WMO指針を網羅した75m/sまでの風向風速を観測でき、気象測器検定は70m/sまで取得可能です。

測定方式 時分割送受切替型超音波パルス方式
演算方法 超音波伝播時間逆数差演算方式
測定項目 成分風速、風向・風速
測定レンジ

風速:0~75m/s

※気象測器検定は70m/sまで取得可能

測定繰返し 10回/秒, 4/秒(変更可能)
出力信号

デジタル:RS-422

アナログ:0~20mA または 4~20mA(2ch)

電源 DC 9~36V 消費電力:0.8W(デジタル出力時)
■風況ソフトウェア SWT-10

二次元風向風速計SA型の観測ソフトウェアです。
実況監視、一覧表示、グラフ表示はもちろんのこと、風況観測にとても有効な風配図表示が可能です。
データ保存機能や印字機能も搭載しており、使い勝手のよいソフトウェアに仕上がっております。

基本仕様  
◆ハードウェア必要要件 
OS Windows10 64bit 
メモリ容量   8GByte以上
ストレージ  250GByte以上(記憶装置として)
通信ポート 

 USB2.0

市販のUSB/RS232C変換ケーブルを使用 *1

表示解像度 1280×1024以上
◆ソフトウェア概略仕様
画面表示 実況、時系列(リスト)、グラフ、風配図
表示間隔 1秒毎(実況画面)
データ保存 3, 5, 10秒
データ保存量 ストレージの容量に準ずる
外部出力 可 USBメモリなどへの出力が可能
印字機能 可 プリンタへの出力が可能